Archives
photograph:FUJITSUKA Mitsumasa
2004/10/1(Fri) - 10/8(Fri)
長谷川 奈津 『灰釉と粉引』
初期伊万里や古唐津、李朝のやきものが好き、という渋好みの長谷川さん。作品はすべて蹴ロクロで成形し、灰釉や、化粧土を生掛けして作る。素朴で、さりげなく見える作品だが、しっかりした存在感がある。『なんてことない、普通の器が好き』『静かな在感があるもの、品のあるもの─そんな器がつくりたい』という言葉通り、自らの思う方向に進んでいると思える。
大学は、当初武蔵美の彫刻科に進んだものの、大きさや削って形を生み出す作業が向いていないと、東京芸大の工芸科に入り直し、卒業後青木亮さんに弟子入り。当初全く思うように行かなかった蹴ロクロが、今はなんとか使いこなせるようになったそうだ。優しく厳しい師匠の元から独立して6年。葛飾柴又の生まれ。


