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展示一覧:中野 幹子
※2/22(thu) Close
中野 幹子『光跡』
透明なガラスに線刻して、それが光を受けると、影で景色が生れる。その景色は光の角度や場所によって様々に変化する。この「ガラスと線刻と光と影」が生み出す光跡の魅力に気づいたのは、線刻作品を手掛け始めた頃。陽射しを受けて床や壁、ガラスの内部にまで映る影の面白さに気がつき、魅せられた。
自らb・d・p「吹き(b)、彫り(d)、描き(p)」と名付けた技法で制作を重ね、10年が過ぎ、昨年の個展『窓』で再び光と影の魅力を思い出し、今回、改めてテーマとして表現するそうだ。
『光跡』は即物的な意味合いだけでなく、昨年末から、自身の身の周りに起きた事柄をも思い起こさせるという。





中野 幹子 『絵展・窓』
絵画的な表現を吹きガラスに取り込み、独自の作風で知られる中野さん。線刻や彩色が施されたガラス作品は、器としては勿論、かつそこに描かれ、表現されているモチーフも魅力的だ。
平面展の構想は彼女がずっとあたためていたもので、今回、初の平面のみでの作品展の運びとなった。
『窓』は永年ライフワークにしているテーマで、ガラス、紙の上に『窓』の様々な表現が広がる。
ガラス作家としての彼女のプロフィールは、御本人のサイトhttp://www.ideaquest.co.jp/kan/に詳しく、こちらのサイトのアーカイブスでもご覧頂けます。





18,900円(税込)
中野 幹子 『router works -吟冬-』
油絵、銅版を学んだ後、吹きガラスの技術を身に付け、両者を重ね合わせた独自な手法で作品制作を続けて10年。制作方法は、一旦『吹いた』素地に『線刻』や『彩色』した後、再び『吹いて』成形する。この技法を本人名付けて『b.d.p.※』という。描かれた絵は、再加熱の過程で、伸縮したり、歪んだり、滲んだりして独特な表情になる。
描かれるモチーフも個性的で、いづれも細い線描と洗練された色使いで繊細に描かれる。今回は、その10年を振返り、『技法』と『モチーフ』をテーマに、線に焦点をあてた技法で、大好きな冬をモチーフにした作品を発表する。凛とした冬のイメージが、繊細な線描と抑えた色使いで表現される。
尚、現在発売中のコンフォルト8月号の連載「さずかりもの、ささげもの」でも紹介しているので、興味のある方はご覧下さい。
※b.d.p:b./blowing d./drawing p/painting
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中野 幹子 『瓶づめの夜』
ビンの中にも世界が見える『立体の絵』。
人気のぐいのみの絵にも、磨きがかかっています。
吹いたガラスの素地に線刻、彩色し、ガラスに絵画的な表現する中野さんは、油絵、銅版を学んだ後ガラスに方向転換。きっかけは都立芸術高校油絵科を卒業して、銅版画を学ぶために渡ったミラノで触れた建築やステンドグラス。帰国後富山ガラス造形研究所に進学。卒業後3年間、宙吹の工房勤務の後、独立。今年は作家活動を始めて5年目。試行錯誤の5年間だったそうだが、98年の初個展以来、ガラスの造形力も絵付けの技術、表現力とも着実に評価を高めてきている。
個展毎に様々なテーマを持ち、今回は『瓶』『夜』『いる場所』がモチーフの詩的な内容。瓶の他にぐいのみも出品される。活躍ぶりは彼女のパートナーの制作による美しいホームページに詳しい。アドレスはこちら。









