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展示一覧:大室 桃生
大室 桃生 『パート・ド・ヴェ−ルのうつわ』
爽やかで、美しい色あいのガラスのうつわ。
今年は幾何学的な文様が中心です。
パート・ド・ヴェールとはキャスト(ガラスの鋳物)の一種で、マットな質感と深みのある色に独特の魅力がある。この技法ではオブジェ作家が多いが、大室さんは当初から‘うつわ’を制作している。
武蔵野美術大学で金工を学び、卒業後2年間伝統工芸の鋳金工房勤務の後、ガラスに転向。正確かつ細かな技術に、伝統工芸を学んだ素養が伺える。シンプルで美しいフォルムと、独特の立体的な加飾が特徴。文様はランダムなスクラッチや、複雑に組み合わせた線使いなどが多く、毎回バリエーション豊かに、カラフルで様々な形や大きさの器が登場する。
今回は、主に縞や格子を発展させた文様を、様々な色のバリエーションで展開するとのこと。構成は、鉢や夏茶碗に使えるものなど、大小60〜70点の予定。





大室 桃生 『パート・ド・ヴェ−ルのうつわ』
春らしく華やかな、ガラスのうつわの数々。
若い感性と、古典に学ぶ成果がミックスして、
個性的な作品が揃っています。
69年千葉県生まれ。武蔵野美術大学で金工を学び、卒業後2年間伝統工芸の鋳金作家に師事した後、ガラスに転向。技法はパート・ド・ヴェール。この技法はキャスト(ガラスの鋳物)の一種で、鈍い質感と、深みのある色に独特の魅力がある。この技法ではオブジェ作家が多いが、彼女は当初から『うつわ』作り。特に“かたち”と“線”に興味があるそうで、作品を見ると、伝統工芸の素養が形に、好きな美術・絵画の影響が加飾に伺える。
今回で3回目の個展になるが、毎回かなり趣が変る。今回は特に『使いやすいかたち』を意識したそうで、形、色合い、柄ゆき(文様は主に植物のモチーフ)等々、バラエティに富んだ作品展になる(筈)。DMの作品はやや秋っぽい色合いだが、春仕様も出品されるとのこと。
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大室 桃生 『パート・ド・ヴェールのうつわ』
夏と梅雨が交互のような毎日。
石榴や夾竹桃も咲き出しました。
形、大きさ、色、柄、様々なガラスのうつわが、
夏空に映えている、大室展です。
パート・ド・ヴェールは、ガラスの粉を練ったものを石膏型に詰めて焼き、冷めたところで型から取り出す技法で、いわばガラスの鋳物。
1969年生まれの大室さんは、武蔵野美術大学で金工を学び、卒業後2年間伝統工芸の鋳金作家に師事した後、ガラスに転向。以前からガラスに興味があったことと、金工で学んだ型作りの経験が生かせることから、この技法を選んだそうで、言葉通り、金工とパート・ド・ヴェールの技法の共通点が、技術の裏づけになっており、伝統工芸の素養が女性らしい感性に上手に活かされている。
制作する上で興味があるのは、“かたち”と“線”。作品は端正な美しいフォルムで、施された加飾は、線をモチーフにしたものが多く、色使いと共に、伝統と今日、西洋と日本のフュージョンを感じさせる。工芸を始めた頃から器の形に興味があったそうで、作品はすべてうつわ。








